次世代殺人ロボピニャコラーダ2号
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ピニャコラーダ1号の大成功をうけて調子にのったマッドサイエンティスツ"ジュラ紀カロビアン兄弟"が挑んだ待望の2作目、"ピニャコラーダ2号"。
制作費用の大半を費やしたのは、カロビアン弟が「おまかせアレックス」に影響されて開発したと言われている超能力つきレフトアームだ。
ピニャコラーダ2号の中核となるブレーンとは独立したCPUが左腕に搭載されており、物を吸い寄せる力や自由自在に電磁波を操る力がある。
また、胴体の下部に長々と携える刃物は取り外し可能で、刃が欠けたら研ぐことができる。なお、この刃物は刀工"味噌清"に依頼してつくらせた。
前作の1号の大成功もあってか、かなりの期待をされた本作だが性能はイマイチ。とてもじゃないが、殺人ロボとしては使いものにならない。 この失敗は、ひととおりの経済成長を終えた「保守メトロタウン」にして新たな雇用の受け皿として期待されたロボット産業に暗い影を落とす事件であった。