器用ですから
子どもがどんどん器用になる。
生後2~3ヵ月くらいのときは握力も弱くて、初めてガラガラを鳴らしたときはそれだけで感動したものですが、今や10ヶ月を過ぎ、手や指を使っていろいろなことができるようになりました。以下に一例を示します。
<子どもが手を使ってできること>
- つかむ
- 持ち上げる
- 持ち運ぶ
- 持って、テーブルに置く
- 投げる
- 拍手する
- ティッシュを出す
- 歯を磨く(滅多にしない)
- 父親の目を潰す(両目とも) etc...
とにかく自由自在です。なんでもできる。手ってすごいなー(両目を押さえながら)。毎日新しいことができるようになるので本当に面白い(両目を押さえながら)。
二刀流でリモコンを持ち上げる子ども
ただ面白い反面、それで困ることも多くて、あのー、いつだったかな、飲みかけのペットボトルの蓋を開けやがって。両手で持って、ちゃぽちゃぽ音を出して遊んでいたので、涼しげでいいのう、なんて思ってちょっと目を離したのですが(それまでは開けられなかったので、油断していた)、戻ったら蓋を一人でひねって開けていた。ギャー! や、いいから! 振らなくていいから! お前! 笑ってる場合じゃない! おい! 優勝! 優勝したみたいになってる! おい!! 笑ってる場合じゃない! ということがありました。まあ、笑ってる場合じゃないと言いながら、僕も笑っていましたけど。
あとはパソコンのキーボードのボタンも剥がせます。や、剥がせますっていうか。剥がしたんですけど。ひとさし指でカリカリ…とやって、先日、Ctrlキーが死にました。なんか黙々とパソコンに向かっていると思ったら、Ctrlキーが小さな手のひらの上に居た。あー、ここか。ここね、ここ押しながら、Zで、元に戻す…っておーい! 戻るかーい! お前の手のひら+Zで、元に戻るわけあるかーい! え、ていうか元に戻してください。これ、元に戻してください。どうすんのこれ。
まあ、でも二個あるから。 Ctrlキー二個あるから! と前向きに捉えることでなんとか心理的な安定を手にしたのですが、同じ日の夜に今度は「3」が魔の手に落ちた。3、3。はいはい3ね。はいはいはい知ってる知ってる。1、2の次でお馴染みの。4の前で名高い、あの3ね、知ってるわー3…っておーい!おいおーい! 3ー! 3はダメだろー!!
こんな感じで日々子どもの手先と格闘しているわけですけれども、とはいえ、手先が器用になるのは大変に良いことなので、この調子でどんどん器用になってもらいたいと思っています。願わくば、キーボードのボタンが全部無くなる前に、怒られてるのも理解できるようになってもらいたいものです。
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